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作・演出

象 千誠

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この国の、この世界の、自分自身の未来は果たしてどこに向かおうというのか。ひとり考えると暗澹たる気持ちになることばかりだ。けれど。嬉しい2年目である。演劇に携わっているとき、時間はとても愛おしく思える。初めて知り合う顔、お馴染みの顔、スタッフもキャストも、それぞれの人生と異なる価値を持ち寄って一つの作品をつくるのだ。他者の時間に思いをはせる。苦しくも楽しい共同作業。17年目の演劇引力廣島は例年になく若い座組になりました。たくさんの未来、たくさんの可能性を詰めこんだ作品を皆さんにお届けしたいです。私たちはどこまで変わっていけるのか。いま、自分を支えていた価値や、確かなものがなくなった世界で。失われた日々と続いていく日々に、歩き続ける人たちに、祈りとエールをこめて。

〜プロフィール 〜

1983年、北海道函館市出身。広島県広島市在住。2002年、広島大学在学中に俳優として演劇活動をはじめ、2005年から劇作・演出も手がける。2008年より拠点を広島市に移し、劇作家、演出家、俳優として活動。2010年~14年、演劇マネジメント活性化事業「DOCS」(公益財団法人 広島市文化財団 南区民文化センター主催)に地元トレーナーとして参加。高校生・大学生を中心とするユースへ向けた人材育成の現場に携わる。2012年度から、「演劇引力廣島」(公益財団法人 広島市文化財団 アステールプラザ主催)の事業に主に俳優として参加。第16回プロデュース公演(2018年度)『顔も、声も、』で初演出。『畳と巡礼』で第21回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞(2015)。

《近年の活動》

2016.9 アステールプラザ芸術劇場シリーズ[リージョナルセレクション スペシャル] 対岸ビバーク 第1回公演『畳と巡礼』作・演出・出演

2017.2 演劇引力廣島 第14回プロデュース公演『広島ジャンゴ』(演出:蓬莱竜太)作・出演

2017.11 アステールプラザ芸術劇場シリーズ[レジデンスコレクション] 対岸ビバーク 第2回公演『オッペルの息子』作・演出・出演 2018.2 演劇引力廣島 第15回プロデュース公演『昼下がりの思春期たちは漂う狼のようだ』(作・演出:蓬莱竜太)出演

2019.2 演劇引力廣島 第16回プロデュース公演『顔も、声も、』作・演出

演劇引力廣島 第17回プロデュース公演『泥を泳ぐ』 作・演出:象千誠

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