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広島と蓬莱竜太がタッグを組む三年計画集大成。

蓬莱の挑戦的新作は、総勢27人で織り成す、中学生大河ドラマ!

10年前。
F中学校「3のA」に転入した私。
私の大切なモノが1日目に失くなった。
ずっと笑っている子がいた。
ずっと喋らない子がいた。
ずっと走っている子がいた。
学級委員長の子がいた。
カップルの子がいた。
新聞に載った子がいた。
支配したがる子がいた。
取り巻く子がいた。
対決している子がいた。
芸能人の子がいた。
先生と噂の子がいた。
夢に取り憑かれた子がいた。
影で支配する子がいた。
奴隷の子がいた。
いないはずの子がいた。
そのクラスは秘密を持っていた。
私はまつられ、落とされた。
昼下がりの思春期たちは漂う狼のようだ。
初めて好きなヒトが出来た。
きみといつまでも。
きみはいつまでも。

1976年生、兵庫県出身。1999年、劇団「モダンスイマーズ」の旗揚げに参加。以降、「モダンスイマーズ」の全作品の作・演出を手がける。最近の劇団外の主な舞台に『木の上の軍隊』(脚本/2013)、『ブエノスアイレス午前零時』(脚本/2014)、『正しい教室』(作・演出/2015)、『スコット&ゼルダ』(上演台本/2015) 、『木の上の軍隊』(再演/2016)、『母と惑星について、および自転する女たちの記録』(脚本/2016)、『星回帰線』(作・演出/2016)、赤坂大歌舞伎『夢幻恋双紙 赤目の転生』(作・演出/2017)など多数。映画『ピンクとグレー』脚本(2016)。今後、舞台、映像にと活躍がますます期待されている。2009年、『まほろば』で第53回岸田國士戯曲賞受賞。2017年、『母と惑星について、および自転する女たちの記録』で第20回鶴屋南北戯曲賞受賞。

広島ジャンゴ,演劇
 作・演出 蓬莱竜太 

​ストーリー

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